今春、経済産業省の令和2年度補正予算で、「中小企業サイバーセキュリテイ対策促進事業」として下図にある3つの対策が予算化されました。
私の活動のベースとしているNPO法人ちば経営応援隊では、今回この3つの事業のすべてに、以下のスキームで参画することになりました。
1. 登録セキスペ派遣事業
昨年度と同様、IPAの事業において、富士ゼロックス社との協業で、専門家指導を行うRISS(情報処理安全確保支援士)向けに、当事業の進め方や指導に必要なコンテンツを作成し説明する役割を担います。特に今年度は、コロナ禍の影響を考慮し、これらをE-ラーニングとして提供するすることになりました。
私も、事業主体のIPA向けの提案書作成から関与し、講師の1人としてE-ラーニングコンテンツの作成を一部を担当します。
2. サイバーセキュリティお助け隊事業
この事業も昨年度からスタートしていますが、今年度は千葉県も対象地域となり、こちらも富士ゼロックス社との協業で、希望する企業に対するヒアリングなど、事業の一部を担うことになりました。
私は直接は担当しませんが、側面から支援できればと思っています。。
3. サイバーセキュリティ及び情報セキュリテイに関する地域コミュニティ形成事業
関東経済産業局(デジタル経済課)が、今年度の取り組みとして、千葉県を対象地域とすることに決め、入札の結果、ITコーディネーター協会を元請けとして、我々ちば経営応援隊が個々の施策を推進していくスキームがスタートしました。
事業の最初の取り組みとして、千葉県内の企業に対しての実態調査アンケートを行うことになり、私がそのリーダーとして、対応に当たっています。
結果については、10月下旬に予定されている普及啓発セミナーの中で発表させていただく予定です。
また、私自身は、ITコーディネータ協会側のPMと連携し、ちば経営応援隊側の活動進捗や全体調整の役割(PMOの位置付け)を担っていますので、今後の取り組みについて引き続き状況をお伝えしていきたいと思います。